今年は、

全国的に紅葉が遅いようですが、

屋久島の山もだんだんと秋の模様になってきました。

コハウチワカエデの赤、そしてヒメシャラの橙!

ヒメシャラは、葉が落ちるといっそう存在感が増しますね笑

秋晴れの屋久島の森は最高!

涼しい風とじんわりと温めてくれる日差しがちょうどいい♪

訪れる人も減ってきたので、のーんびりと過ごせます。

秋の日差しに温められた落ち葉の匂い…好きですね~

森林浴ではフィトンチッドが有名ですが、この匂いにもリラックス効果があるのではなかろうか?

 

しかし、そんな悠長なことも言っていられない!

なぜなら、自分は今、課題に直面しているから…

ガイドをするなら越えなければならない壁。

要するに「自分のガイドスタイル」を確立することです。

屋久島に来て、今日でちょうど7ヶ月。

正直、とても長いように感じます。もう2年くらい経った⁉って感じです。

それだけ充実しているのかなー

背伸びしていてもしょうがない!初心に返ってみようと思う今日このごろ。

興味を引く内容ではありませんが、少し語りたいと思います。あくまで僕のブログなので笑

 

今までの屋久島での生活は勢いで過ごしていた気がします。正直、今の自分では余裕が作れなかった…

気持ちのアップダウンが激しいこと山の如しでしたー

まぁ22年の間、付き合ってきた自分なのでわかってはいますが…

でも、この半年で確実に自分が変化しているように感じるんです。

学習者であった自分から、実施する人に。提供してもらっていた自分から、提供する人に。

教育業界では、「生きる力」という文言が使われていますが、自分の思うそれは「環境適応力」です。

周りの環境(営み)に、理想の実現に、自分を体を適応させていく。今はその途中にいると思っています。

周りに迷惑もかけてきたので、高らかに言えることではありませんが…

 

なぜ屋久島に来たのか、なぜガイドを目指したのか、これからどうなりたいのか、

 

ずっと追い求めていたものがあった気がします。そのために学びを重ねられる環境を探し求めてきました。

しかし、そこで満足してしまっていた。前から気づいていたはずです。

今の自分に一番足りないのは、熱量かもしれません。

思考の巡りが絶えず眠れない夜なんてない。

自分が話をしていてワクワクすることもない。

誰かに意見をもらい、嬉しくて嬉しくて堪らないことがない。

自分の存在意義は表現することだと自覚しても、そのための努力をしない。

 

金子陽祐は、

登山家になりたいわけではない。ナチュラリストになりたいわけではない。教育者になりたいわけでもない。

アーティストになりたいわけでも、研究者になりたいわけでも、冒険家になりたいわけでも、

そして、ガイドになりたいわけでもない。

きっとそれは本来、結果的に外から分類された時の呼び名ってだけのことなんでしょう。

 

自分は自然の中に広い世界を感じました。それは自分の中で力になりました。それを他の人にも感じてほしい。

単純にいうとそれだけことなのかもしれません。

それはきっと不思議な力なんてものじゃありません。訪れた人が自分の抱える世界に人間社会(脳社会)以外の現実を認識し、自分の価値観を広げることができるようになるという表現が一番適切だと思います。

 

 

なんか堅苦しい言い回しは便利ですね、なんでもそれっぽく聞こえてくる。

でも、少ししっくりきたので、とりあえず噛み砕いてみようかな。よく噛んでみます笑

 

今、確かに奮い立ってきています。

腹筋に力が入り、うずうずするような感覚です。

 

今回のブログは、ほぼ自分のために書いたものになってしまいました。

けれど、自分の表現の一歩としてけじめをつけた想いです!

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます!

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