宮崎駿監督が何度も足を運び、映画「もののけ姫」の森のイメージを作り上げた白谷雲水峡は、屋久島を象徴する場所。地面も木の幹も一面が苔で覆われていて、とても幻想的な森です。雨が降ると苔が生気を帯びてより幻想的になり、カラッとした晴れよりむしろ魅力的かもしれません。植生も多彩で、屋久島の照葉樹林帯を代表するイスノキ、ウラジロガシ、タブノキなどの大木や、ヤクスギ林帯を代表するスギ、ツガ、モミなどの大木も見られます。